はじめに

 PTAとは、教育を本旨とし、特定の政党や宗教に偏ることなく、小学校および中学校におけるPTA活動を通して、わた国における社会教育、家庭教育の充実に努めるとともに、家庭、学校、地域の連携を深め、児童・生徒の健全育成と福祉の増進を図り、もって社会の発展に寄与することを目的とする。
 子どもたちの心身とともに健全な成長を図るため、社会の変化に対応した教育改革などに主体的に取り組み、全国のPTA会員とともに、新たな時代の要請に応えるPTAのあり方を探求し、社会教育関係団体の一員としての責任を果たしていく。
 子どもたちの教育の原点は家庭にあることを再確認し、保護者としての意識を高め、責任を果たし、子どもとともに成長していく。加えて、学校・地域についての理解を深めつつ、家庭における教育力の向上を目指していく。
 子どもたちを取り巻く様々な問題の現実を深刻に受け止め、いじめ、虐待の防止に努めると同時に、貧困についての認識を深め、「いのち」の尊さと「人権」の大切さを強く訴えていく。
また、ネットリテラシーモラルの向上について大人が学び、範を示していく。
 子どもたちの社会環境や自然環境を守り親しむこころを培うとともに、国際理解を深め、平和を願う地球市民の育成を目指していく。
 子どもたちの安全・安心を社会全体で見守っていくことができる様なより良い生活環境づくりを目指していく。
 とりわけ災害からの防災意識の高揚、犯罪等に巻き込まれない環境整備への寄与を高めていく。

PTAって何?

PTAは英語で
P Parents = 保護者
T Teacher = 先生
A Association = つながり
の略語です。
 保護者と先生がスクラムを組む組織です。保護者と学校が「子どもたちの健やかな育ち」にとっての「最善」を考え、行動する任意の組織、それがPTAです。
 PTAは、「学校の最高の応援団」であり、良きパートナーなのです。
PTAって何ですか

保護者と学校は一体誰のためにスクラムを組むの?

保護者と学校は一体誰のためにスクラムを組むのですか
もちろん「子ども」のためにスクラムを組むのです。それも単なる「我が子」だけではなく、学校に通うすべての「子どもたち」のためにスクラムを組むのです。

PTAの目的って何?

PTAの目的って何ですか
PTAの目的は、子どもの健やかな成長を促すことにあります。親と教師が協力して、学校及び家庭における教育に関し、理解を深め、その教育の振興をはかることにあります。

PTA活動って何?

PTAは、子どもたちが安心・安全に楽しく過ごしていけることを目的に活動しています。学校と地域とをつなぐパイプ役をしているのです。
 総会や委員会活動に少しずつでも参加することで、PTA活動が少しずつわかってくると思います。
PTA活動って何をするの?

どのようなPTA活動があるの?

PTA活動って何をするの?
具体的には、下記のような3つの活動を行なっています。

❶子どもの健全育成
子どもの学校環境づくりなどの取組(子ども見守り活動、運動会などへの参加・協力、学校・地域行事支援など)

❷保護者の相互理解・協力
PTA同士の相互理解を図るための取組(家庭教育学級、各PTA独自の研修会・保護者同士の研修会など)

❸家庭教育の充実
家庭でも生かせる取組(ケータイ・スマホ夜10時電源OFF運動、早寝・早起き・朝ごはん運動など)

PTA活動に参加してみると?

学校に行くことが増えると、学校での子どもの様子がよく分かるようになります。学校の先生とも話す機会が増えるので、学校のことがよく分かるようになります。また、子育てについて共に話したり、同学年だけでなく異学年の保護者とも話したりする機会が増え、保護者同士のつながりもできます。地域の事も知る機会が増えます。
 まずはPTA主催の行事に参加をしてみてはどうでしょう。「やっていると楽しい」「やり終えた後に充実感がある」「これならできる」と感じることができるかもしれません。
PTA活動に参加するとどんな良いことがありますか